2023-01-01から1年間の記事一覧

最近の寝床読書本

最近の寝床読書本だった 平成古書奇談 (ちくま文庫) 作者:横田順彌,日下三蔵 筑摩書房 Amazon を無事に読み終えたので、今は 東京百年物語2 一九一〇~一九四〇 (岩波文庫) 岩波書店 Amazon を読んでいる。

やっと通読完了

本がまるで読めないちうか、通読することがしばらく続いていたが、やっと2冊ほど通読できた。 ただし、予定を大幅に上回る4週間を要した。 その2冊とは ジャン= ルイ・ド・ランビュール『作家の仕事部屋』(岩崎力・訳、中公文庫、2023) キャスリン・ペ…

寡読の日々

最近 ・・・ というか、近頃は ・・・ というか、読書量がガタガタに減ってしまった。 特に意識したのは夏頃から。 大体が寝床で読むことが多くなっていたのだが、それが、数ページどころか数行読むと眠くなってスタンドを消して眠りに入ったりすることが多…

「知く」

牧野富太郎『我が植物愛の記』(河出文庫、2022)の「飛蓬すなわち転蓬となる蓬7」という文章の中に この胡砂を吹く風は大陸的なものであればまことに強烈でだだに草のみならず雲の知く砂塵をも揚ぐることであろうことが想像に難くない。 という文があった。…

過去の読了書記録から (8) - 2006年6月~12月

前回 [過去の読了書記録から (7) - 2006年1月~6月] をアップしたのは、去年の9月20日。 えらく間があいたもんだが、その続き。 ・07/01 高橋いさを オリジナル・パラダイス (論創社、2006)・07/03 高橋昌一郎 ゲーデルの哲学 不完全性定理と神の存在論 (…

やっと読了

暑い。そのせいばかりでもなかろうが、ここに書くのもご無沙汰だ。 読めないからである。何も読まなければ、読んだ本について書きようがない。 それでも、先月の28日に、T・ジェファーソン・パーカー『渇き』(渋谷比佐子・訳、講談社文庫、1998)を読了した…

M・クンデラ死す

久しぶりに新聞を見てたら、社会面に 「M・クンデラ氏死去」 とあるのを見つけた。 チェコの作家で、民主化運動とかかわりを持った人。 ソ連軍のチェコ侵攻なんて、若い人は知らない可能性もある。 クンデラの作品は発禁になり、クンデラはフランスに亡命し…

結城昌治の偏食

2019年とあるから、4年前だ。 4年前の今日、アメブロにこんなことを書いてアップしてた。 ここに再録してみる (下のタイトルをクリックすればアメブロに飛ぶはず)。 am * 追記: 項目を新たにして書くほどのことでもないし、読書関連なので、ここに追記し…

書名の楽しみ

書物は読まなくても楽しめる。 読むだけがいわゆる 読書 なるものではない。 異論はあるかもしれないが。 たとえば Gutenberg で Rebilius Cruso という作品名を見た。 何かといえば、『ロビンソン・クルーソー』 すなわち Daniel Defoe の書いた、有名な Ro…

面白いタイトル

内容はまるで知らないが、タイトルが面白いので興味を抱くということがある。 さっき、こんなタイトルを見た: Thrice wedded, but only once a wife 直訳すれば 「結婚3回、妻になったこと1回だけ」 みたいな? タイトルというより文みたいな ・・・ 小説…

大飯食らい

杉浦日向子『お江戸暮らし』(ちくま文庫、2022)を読んでたら、かつての江戸では、「成人男子の1食分の米は二合半が基準で、巷に五合飯、一升飯などザラであり」という文があった。昔の人は大食らいだったみたいだな。 知ってても得するかどうかは分からな…

最近のわが読書

きちんと書こうと意識したら、まるで書けない。 日記風に。 長山靖生『文豪と食』(中公文庫、2019)を読了して、今読んでるのは杉浦日向子『お江戸暮らし』(ちくま文庫、2022)。

延長

G・パスカル・ザカリー『闘うプログラマー ビル・ゲイツの野望を担った男達』(山岡洋一・訳、日経BP社、2009)は、2週間では読み通せなかった。市の図書館のサイトに行って、貸出延長手続きをした。 読み始めたら、これは途中で放棄できないな、と思える。…

久しぶりに本を借りた

T・ジェファーソン・パーカーという米国の女性作家の 『渇き』 という小説を読んでいた (渋谷比佐子・訳、講談社文庫、1998)。 女性作家だからでもあるまいが、リアリティーを出すためか、描写などが細かい。それはそれで、よく描けていると思う。 初めて…

読了記録

レイモンド・チャンドラー『さらば愛しき女よ』(清水俊二・訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、1995 [1976])を読了した。 市の図書館の放出本として入手したものだが、これは得をした気分。有料であったとしても、購入して損はなかっただろう。 他のチャンドラー…

読んでる本: レイモンド・チャンドラー『さらば愛しき女よ』

訳文には引っかかるものがあったりするが、毎晩 レイモンド・チャンドラー 『さらば愛しき女よ』(清水俊二・訳、ハヤカワ・ミステリ文庫)を読んでいる。 たとえば今夜は263ページから読むことになるが、 建物は3階で、屋上に鐘楼があり、・・・ という文…

読了本と読み始めた本

ジェイソン・コーゾル 『ドル大暴落の日』(講談社文庫、1992) を読了した。 世界規模での為替相場の謀略的な操作によって、米ドルを暴落させ、日本が米国を支配せんというとてつもないことを考え、実行に移した元日本兵。 それにからめて、米国人男性と日本…

最近の読書

前回書いたのが1月20日。間が開きすぎだな。 せめて1週間に1度くらいは書くといいのだが、無精な上に、寒くて、夕食の後はのんびりして、それから風呂に入って蒲団に入って ・・・ という有様で、ましてこれといって書くほどのこともないのだから、ついつ…

読書体力

去年の末に図書館から借りてきた3冊のうち、読み終えたのは1冊だけ。 何とか読み通したいと思った 『島崎藤村短篇集』 も、途中までになった。 今は便利なもので、ネットで延長手続きが出来るのだが、それが出来るのは1回だけに限られている (そりゃ、い…