G・パスカル・ザカリー『闘うプログラマー ビル・ゲイツの野望を担った男達』(山岡洋一・訳、日経BP社、2009)は、2週間では読み通せなかった。市の図書館のサイトに行って、貸出延長手続きをした。
読み始めたら、これは途中で放棄できないな、と思える。とにかく読み通すしかない。そういう本だ。
マイクロソフトの Windows NT を作り上げて製品として出荷するまでに、多くの人たちが関わって仕事をしていた。そのあれこれの人々についてのエピソードなどをまとめたものだが、すごいと思った。
書き手がすごいと思うが、この本を訳した人も見事だと思う。自然な日本語で読めるのはありがたいし、その技量にも敬服する。