2024-01-01から1年間の記事一覧

2編読む

最近は本が読めなくて、このまま行ったらどうしようと案じていたが、全く読めないわけでもないことが分かった。 とにかく1冊の本を読み通せないまま何か月も過ごしていたが、軽い読み物なら読めそうだ。 先日、市の図書館に行って、3冊借りてきた。 読めな…

チクタク

いくら「読めない、読めない」とぼやいても始まらない。 こういうブログを始めたからには、たまには何か書くべきだろうな。 最近読んでるのはジョン・スラデックというSF作家の『チク・タク』という小説(鯨井久志・訳、竹書房、2023)というもの (タイトル…

下岡蓮杖 東條英教

山田風太郎『警視庁草紙』を毎晩寝床で、眠くなるまで読んでいる。 現在は「開化写真鬼図」の章を読んでいるが、二人の青年が決闘をする話かと思いきや ・・・ その章には、たとえば 下岡蓮杖 だの 東條英教 だのという、かつて実在した人物まで登場するが、…

青木弥太郎

山田風太郎の『警視庁草紙』を、毎晩、寝床で読んでいる。 「人も獣も天地の虫」の章に 元は安旗本だが、よくいえば活気横溢、わるくいえば狂暴無残のあばれん坊で、よからぬ仲間を集めてその首魁となり、雲霧お辰という吉原の女郎あがりの妖婦を妾、幕末の…

読んだ本

・・・ ではないのだが、柴田錬三郎の「平家部落の亡霊」を読んだ。 剣豪が出てくるわけではなくて、現代ものである。 ミステリ・ドラマを見ているような感じ。 舞台は飛騨の山中。 時間切れで読み終えられず、そのまま図書館に返却と相成っている今日この頃…

今から16年前の今日に

さっき、アメーバ・ブログのアクセス解析を見たら、今から16年前の今日、ブログに書いたものに3アクセスあったと出ていた。 何かの検索に引っかかったのだろうか、そんな前に書いたものにアクセスがあるとは。 池田満寿夫の若い頃の書簡を収めた本のことを…

尾川周明 獄中日記を読む

本当は「読んだ」である。 昭和11年の6月16日から昭和12年の10月12日の範囲に及ぶ大川周明の「獄中」日記。 10月13日以降のものは収録されていない。 なぜなら、昭和12年10月13日に仮出所したので、もはや「獄中」ではなくなったからだ。 出所の少し前、10月…

読書人 大川周明

大川周明の名は、高校の日本史の授業で初めて知った。 A級戦犯となるも、東京裁判で東条英機の頭をポカリとやったりして、正常な精神状態の者ではないと判断されて釈放されたが、後にコーランを全訳したりなどしたのだから、本当におかしかったのかどうか疑…

お久しぶり~ね~♪

いやぁ、書かないでいると本当に書けなくなるものだな。 何でもいいから書いていけばいいとは思っても、材料がない。 読書に特化したブログに日記を書いても意味がないわけだから、読んだという実績がなければ書きようがないのも事実。 先日はラーフル・ライ…

最近読み終えた本

今に始まったことではないが、ものぐさなもので、せっかく読み終えた本があっても、読書記録に記載するのを忘れていたりする。 記載漏れ ・・・ だな。(笑) そんなありさまなので、書名だけにしておく。 橋川文三『幕末明治人物誌』(中公文庫, 2017) ベ…

未読了

去年もそうだった気がするが、年末に借りた本を、結局は読み終えることが出来なかった。 しかも、借りて2週間後にネットで延長の手続きをしていたので、合わせて4週間くらいあったのに、それでも読み通せなかった。 遅読もいいところだ。 だって、寝床の中…