・・・ ではないのだが、柴田錬三郎の「平家部落の亡霊」を読んだ。
剣豪が出てくるわけではなくて、現代ものである。
ミステリ・ドラマを見ているような感じ。
舞台は飛騨の山中。
時間切れで読み終えられず、そのまま図書館に返却と相成っている今日この頃の私であるが、小説なら、長編でなければ、個々の作品を読んで、「いくつかの作品だけは読み終えた」ということにはなる。
ちくま文庫『第8監房』には8つの短編がおさめられているから、ぼちぼち読んでも、いくつかは読み終えられるかもしれない。
さて、雨もよいの今宵は、早めに寝床に入って、「盲目殺人事件」の続きを読むことにしよう。