いやぁ、書かないでいると本当に書けなくなるものだな。
何でもいいから書いていけばいいとは思っても、材料がない。
読書に特化したブログに日記を書いても意味がないわけだから、読んだという実績がなければ書きようがないのも事実。
先日はラーフル・ライナ『ガラム・マサラ!』というインド人の書いた小説を読んでたんだが、図書館の貸し出し期限を延長しても読み通せなかった。
「悪漢小説」というジャンルがあるが、まさにそれかもしれないと思った (タイトルだけ知ってても読んだことはないが、フィールディングの『トム・ジョーンズ』が、悪漢小説の代名詞みたいに書かれてるのを見たことがある気がする)。
半分くらいまでは読んだのに、そこで諦めざるを得なかったのは、ちとくやしい。機会があれば、続きを読んでみたい。
このところ読んでいるのは
ミチコ・カクタニ 『エクス・リブリス』(橘明美・訳、集英社、2023)
という本。
やっぱり寝床読書なので、ちょっとづつしか進めない。
著者が読んで注目した本の紹介みたいなもの。
"批評" ではない。