先ほどから強烈な雷雨。今日は図書館に本を返しにいくつもりなので、夕方にはやんでくれるといいのだが。
久しぶりに安吾を読んだ。
といっても、「堕落論」「続堕落論」「日本文化私観」といった定番なのだけれど。
イースト・プレス『安吾マガジン』(2007) という素敵な本があって、それらのエッェイと「風博士」「閑山」「白痴」「桜の森の満開の下」などの小説がおさめられている。
それに、「マガジン」と銘打ってあるだけに、町田康と坂口綱男氏との対談とか、村上もとかによる「マンガ坂口安吾」も収められている。
「堕落論」他は、はるか昔に読んだはずだが、読み返してみると、何も読み取ってはいなかったということがよく分かる。
小説は「風博士」「閑山」「桜の森の満開の下」は未読だったから、この本でいっぺんに読めるのはありがたいのだが、時間切れで返却せねばならない。またの機会に、ということになる。
* アップするのを忘れてたのでアップしたら、最新のものになっちまった。日付の変え方が分からないから、そのままにしておく。