最近やっと1冊読了した本があるのだが、ここに書くのは延び延びになって、それきりになってしまった。
以前図書館で借りてきて読んでたが、半分くらいまで読んだところで返却期限となってしまった本。
先日、同じ本を改めて借りてきて、読みかけだったところから読んでいったのである。
最近は、"読み終えた" もしくは "通読した" ということがなかったので、久しぶりである。
柴田錬三郎といえば時代小説とばかり思っていたが、現代ものも悪くない。
機会があれば、他の作品も読んでみたいと思った。
それは先月の末あたりのことだったのだが、今は別なものを読んでいる。
とはいえ、寝床読書は、相変わらずもたもたしていて、数ページどころか数行で眠気を催したりして、まともに読めない。
『作家と酒』(平凡社、2021)という、酒についての短いエッセイを集めた本を読み始めたのだが、こんなどうでもいい本でさえ、なかなか読み進めないという有様。
高村光太郎の文章の中に
ビールの酔わねばらないからいつでもタイムは四分の四、スケールはダイアトニック。
というのが出ていたのだが、「酔わねばらないから」という部分が意味不明。
「酔わねばならないから」の「な」が脱落したものかとも思ったが、それでも意味が取れない。
元はちゃんとした文だったのだろうか。編集者には意味が分かっているのか? もしも単なる脱字なら、編集者の見落としということになるが、そうだとしたら、名の知れた出版社の仕事にしてはお粗末だ。
* 「スケールは四分の四」というのは楽曲のテンポのことで、「ダイアトリック」は1オクターブを構成する全音階のこと。