M・クンデラ死す

久しぶりに新聞を見てたら、社会面に 「M・クンデラ氏死去」 とあるのを見つけた。

 

チェコの作家で、民主化運動とかかわりを持った人。

 

ソ連軍のチェコ侵攻なんて、若い人は知らない可能性もある。

 

クンデラの作品は発禁になり、クンデラはフランスに亡命した。

 

読了記録ファイルを検索してみると、私は 『存在の耐えられない軽さ』 を、2008年に読んでいる。

 

ただし、単に通読しただけ。

 

あの作品に政治的な要素が含まれていたかどうか、思い出せない。

 

癌にかかった犬を安楽死させる前にチョコレートを食べさせてた場面があったということとか、その犬の名前がトルストイの 『アンナ・カレーニナ』 にちなんだものだったとか、そんなことはかすかに覚えてはいるのだが。