久しぶりに新聞を見てたら、社会面に 「M・クンデラ氏死去」 とあるのを見つけた。
読了記録ファイルを検索してみると、私は 『存在の耐えられない軽さ』 を、2008年に読んでいる。
ただし、単に通読しただけ。
あの作品に政治的な要素が含まれていたかどうか、思い出せない。
癌にかかった犬を安楽死させる前にチョコレートを食べさせてた場面があったということとか、その犬の名前がトルストイの 『アンナ・カレーニナ』 にちなんだものだったとか、そんなことはかすかに覚えてはいるのだが。