むかし、こんなの読みました みたいなリストを出してみる第3回目。
頭に * を付けたのは、まぁ目を通しはしたけど、普通の意味で 「読んだ」 とはいえないだろうと思われるもの (このリストからは除外してもよかったんだが、せっかくだから)。
2004/01/09 J・G・バラード コカイン・ナイト (新潮社,2001)
*2003/01/15 加納喜光 読めそうで読めない漢字2000 (講談社+α文庫、1995)
2004/01/23 レナード・ムロディナウ ファインマンさん 最後の授業 (メディアファクトリー、2003)
2004/01/31 中島らも こらっ (集英社、1995)
2004/02/05 村上春樹 ノルウェイの森 [上・下] (講談社文庫、1991)
2003/02/16 ピーター・マース FBI スパイハンター 史上最強スパイ逮捕の極秘ファイル (徳間書店、1995)
2004/02/20 脇英世 インターネットを創った人たち(青土社、2003)
*2004/02/20 吉田武 大人のための「数学・物理」再入門(幻冬社、2004)
*2004/03/02 粂井康孝 猫でもわかるWindowsプログラミング(ソフトバンク パブリッシング、2004)
2004/03/06 ジャン=ポール・サルトル 言葉 [「サルトル全集」第二十九巻] (人文書院、1971)
*2004/03/06 ダニエル・ヒリス 思考する機械 コンピュータ [「サイエンス・マスターズ」15] (草思社、2000)
*2004/03/16 野本等 基礎Java (インプレス、2002)
2004/03/16 カレル・チャペック ひとつのポケットから出た話 (晶文社、1997)
2004/03/22 アンディ・マクナブ ブラヴォー・ツー・ゼロ SAS兵士が語る壮絶な湾岸戦記 (早川書房、1995)
2004/03/24 筒井康隆 満腹亭へようこそ (北宋社、1998)
2004/03/27 森毅 魔術から数学へ (講談社学術文庫、1998)
2004/03/29 藤田雅矢 糞袋 (新潮社、1995) [第7回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作品]
*2004/03/30 ジェームズ・M・バーダマン 辞書には出ていないアメリカ英語フレーズBOOK (明日香出版社、2004)
2004/04/10 サラーム・パックス バグダッドからの日記 (ソニー・マガジンズ、2003)
2004/04/13 佐藤修一 自然にひそむ数学 自然と数学の不思議な関係(講談社 Blue Backs、1998)
2004/04/13 マーガレット・A・サリンジャー 我が父サリンジャー (新潮社、2003)
2004/04/14 トマス・G・ウェスト 天才たちは学校がきらいだった (講談社、1994)
2004/04/23 Erica Jong Fear of Flying
2004/05/02 マイケル・パタニティ アインシュタインをトランクに乗せて (ソニー・マガジンズ、2002)
2004/05/04 村上春樹 神の子どもたちはみな踊る (新潮社、2000)
*2003/05/13 谷沢永一 知らない日本語 教養が試される341語 (幻冬社、2003)
2004/05/15 ジョエル・コストマン ニューヨークの錠前屋、街を行く (グリーンアロー出版社、1999)
2004/05/21 丸山健二 生者へ (新潮社、2000)
2004/06/06 ウラジーミル・ナボコフ ディフェンス (河出書房新社、1999)
2004/06/16 Ed McBain Fat Ollie's Book (Pocket Books、2003)
2004/06/23 花村萬月 ゲルマニウムの夜 (文藝春秋、1998)
2004/06/26 鹿島茂 パリの王様たち (文春文庫) * 2度目の通読
ほとんどの本について、内容はほぼ忘れてしまっている。
J・G・バラードの 『コカイン・ナイト』 は、小説だが、考えさせるところもある。
中島らもの本は面白い (亡くなったのは残念)。
『ブラヴォー・ツー・ゼロ』 は、湾岸戦争において部隊が孤立したため、イラク側の捕虜になった英軍兵士の体験談。
筒井康隆のものが面白いのは言うまでもないが、藤田矢の 『糞袋』 なんて、テーマもタイトルも斬新。
『アインシュタインをトランクに乗せて』 とか 『ニューヨークの錠前屋、街を行く』 とか、前者は小説だったと思うが、どちらもそれなりに面白かったような気がする。
Fat Ollie's Book は、市の図書館に1冊だけあった Ed McBain の小説のペーパーバック。エド・マクベインという作家の名前は知ってたけど、作品を読んだのは初めて。予想外に面白かったとだけいっておこう (私の英語の読解力でも楽しめるレベルの英文であった)。
花村萬月の受賞作については、恐れ入りやしたという他には、何もいうことはあるまい。