清水義範 『雑学のすすめ』 (講談社2007) は雑学本だ。
西原理恵子のブッとんだカット絵も入ってる。
この本の中にダン・ブラウンの 『ダ・ヴィンチ・コード』 に触れたところがある。
私も図書館にあったペーパーバック本で通読したことはあるし、ちょうど DVD でもひとおり見終えたところだった。
清水氏によると、その小説は読んでると引き込まれたのだが、読み終えた後になって思い返してみると、内容がまるで思い出せなかったという。
エンタテインメント本だもの、そんなものじゃないかしら。読み終えてしまえば、ハイ、それまでよ。
内容を大真面目に云々するような本じゃなかろうに (ところが、二匹目の泥鰌というべきか、話題に便乗した本も出はしたなぁ)。
それから、映画の 「ダ・ヴィンチ・コード」 にも言及がある。
私は少しは期待していたのだが、DVD で見たところでは、全くの凡作、もしくは映画化に失敗した作品としか思えない。
金はかかってるのだろうが、あまりにもツマラン映画になってる。
あんな映画に金を出すくらいなら、原作の小説を読んでる方がはるかにましだ。