タイトル

ブログというのは、何かタイトルをつけなければならないみたいで、そうすると、雑記みたいなものを書きにくい。

 

タイトルを付けるような、そんな大した内容があるわけでもない場合、つい手控えてしまう。

 

所詮は、何かの検索でたまたまヒットしたという人くらいしか読まないであろうこのブログなんぞ、エラそうにタイトルを付けて書く必要があるのか。

 

もっと気軽に、自分のメモのつもりで書いた方がいいのかも。

 

 

もう10日以上前のことだが、カリン・フォッスム 『湖のほとりで』(成川裕子・訳、PHP文芸文庫、2011) は読み終えている。

 

殺人犯が判明しても、その犯人が凶悪犯であるとは思えない。

 

解説者はさすがに目の付け所が違うというべきか、あの小説が 家族 という関係を意識して書かれたものだということを書いていた。

 

なるほど、である。そういう側面も織り込んであるミステリ小説。

 

それと、ほんのささいな場面でしかないが、何か所か、食事の場面がある。北欧の人の食事は、あんなに簡素なものなのだろうか。

 

本当は、食事に関する場面について、メモでもとっておいたらよかったかな、と読後に思った。

 

 

今は、森まゆみさんの 『こんにちは一葉さん』(NHKライブラリー、2004) を、寝る前に寝床で読んでる。これはいい本だ。

 

それと並行して、『島崎藤村短篇集』(岩波文庫、2022)も読んではいるのだが、まずは森まゆみさんの本を読んで、それに疲れたら交換して読むということにしてるので、初めの 「津軽海峡」 を読んで、次の 「並木」 の初めの方を読んだ程度。

 

実は、ネスボの 『真夜中の太陽』(ハヤカワ・ミステリ、2018)も図書館から借りてきてはいるのだが、こちらまで読めるかどうか。

 

それら3冊を、年末に読めみ終えられなければ、来年にまたがって読むことになる可能性もある。