ちょっと珍しいなと思った。アルファベットの書名なのに、縦書きなのである。
これは、米国の女性作家でジャーナリストの Nora Waln (1895-1964) という人の著書の1冊。
著者は、1920年に中国に行き、12年間滞在して、そこで出会った英国人と結婚もしている。
縦書きにしたのは、舞台が中国で、中国語は原則的に縦書きであったので、それを模倣したのだろう。
* 上の画像では、表紙の下の方が切れている。横書きだったら素直に画面に入ったかもしれないが、縦書きなので入らなかったものとみえる (ここでは縦長の書籍の上半分しか見えていないが、本当はもちろん全部入っている)。