前々回 (2週間くらい前) に書いたかと思うが、現在、市の図書館からの貸し出しを受けていない。
もう、平常の開館状況に戻っているのかもしれないが。
で、とにかく手持ちの、積読状態にあった本を少し片づけようかなと試みてはいる。
前に書いた時から後に読み終えたのは、
Katherine Pancol: The Yellow Eyes of Crocodiles (Penguin Books)
の2冊。
前者は、内容よりも、大岩美代さんの訳文の典雅なることに感心。
まるで著者がそういう日本語で書いたかのよう。
後者は、フランス語の原本の英訳本。いつ買ったのだか忘れたが、Book-Off で¥108 で入手した本。
今読んでる本は、
Robert B. Parker: Double Play (Berkley Books)
どちらも Book-Off で入手した本で、前者は、たしかにまっさらな本だったが¥ 580 もした (定価は¥800)、後者も¥200 だった。
後者は、明らかに読み通した人が手放したと分かる状態だった (背表紙に折り目の筋がついてた) のだから、¥100 くらいでもいいのにと思ったが、日本での売価は千円を超えるようなので、まぁ、よしとすべきかもしれない。
後者の方は、まことにハードボイルド調であって、文体も簡潔。スラスラと読み進められる (ただし、私の英語力、英語の読解力は貧弱である。そのことは、いずれ書く機会があるかもしれない)。
そして前者の新井白石であるが、こちらは大変だ。かなり詳しい語釈が付されているので、それを頼りに何とか読み進めているという有様。
簡単な自伝、回想記の類かと予想していたのだが、とんでもない。実に詳細なのだ。
もう少しで半ばくらいに達するが、内容的に、特に私の興味を引くというものではなく、そのうちに、再び積読状態に復帰するかもしれない。
資料的な価値は大いにあるとは思う。しかし、とりあえず通読するだけになりそうな感じ。
前に記したことのあるホルストの 『猟犬』 について、時に思い出すことがある。
携帯電話やカーナビが出てくることは前にも書いたが、主人公の捜査官が煙草を吸う場面はなかったような気がする。
煙草は、犯人の決め手になった重要なアイテムであり、銘柄までも出てきたのに、である。
それから、酒を飲む場面も出てこない。代わりにコーヒーを飲む場面は何か所もあった。
思うに、作者が非喫煙者であり、酒もあまり飲まない人なのだろうか。
酒と煙草と言えば、Robert B. Parker の Double Play の方には、当然のように出てくる。たとえば煙草だと Camel とか Lucky Strike とか。酒は、VAT 69 なんていうスコッチの有名どころの固有名詞なんぞ出てくる。
かなりダラダラと書いてきたわりには内容のない投稿。
ま、私の書くものなんて、こんなものさ (そもそも文章を書くのは素人なんだしさ)。