市の図書館の閉館期間がどんどん延長されている。
3月の半ば頃だったかに返却する予定だった本が、まだ手元にある。
ホームページには
と出ていた。
コロナのためにクルナと言ってるわけだ。
手元にある本の返却もだが、新しく借りることもできやしない。
アーネスト・サトウ 『一外交官の見た明治維新』 (岩波文庫) の上巻は通読を終え、今は下巻に移っている。
このまま下巻も通読できるといいのだが。
内容は予想してたよりも面白いし、興味深い。
観察の細かさというか、とてもすべて記憶してたとは思えない。
詳細に日記のような記録を取っていたのだろう。
実にいろんなところに足を運んでいる。
読みながら、同じ場所に行ってみたら面白いだろうなという気がした。
当時と今日とではまるで違う風景かもしれないが、それでもその足跡の一部でもたどってみたら一興だろうと思える。
もっとも、私は今日まで、およそ旅とは無縁だったのだけれど。