同一の職種で他の会社に移ること。
であるそうだ。
高野慎三 『つげ義春1968』 (ちくま文庫、2002) を読んでたら
私が 『ガロ』 の発行元である青林堂への入社を希望したのは、じつは、つげ義春さんとゆっくり話がしてみたい、と思ったからである。
という一節があった。
えっ? そんな理由で転社する? それに、会社の方も、そんな人間をよく採用したものだなぁ。
とにかく青林堂の社員に転身した著者は、水木しげるのところに原稿を受け取りに行き、そこで水木しげるのアシスタンドをしていたつげ義春を紹介されることになる。