2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ブコウスキーの名前が出ていた

数日前に 「ファンテ」 と題して書いたけど、ジョー・ネスボ 『レパード』 に、また ブコウスキー の名が出てきた。 カイア・ソルネスが自宅のベランダに出て読んでたのがブコウスキー。 室内には彼女の愛人であり上司でもあるミカエル・ベルマンがいる。 た…

ジョン・ファンテ

「おおっ!」 と思った。 ジョー・ネスボ (Jo Nesbø) 『レパード (Panserhjerte)』 を読んでいた時のことだ。 ハリーがオスロのファーゲルボルグ地区にあるカイアの家を訪ねた場面。 コーヒーをもらおうというハリーの言葉を受けたカイアが台所に向かう。 ハ…

大岡裁き

寝床の中で読み始めた本 -- ・ ジョー・ネスボ 『レパード 闇にひそむ獣 [上]』 (集英社文庫、2019) ・ 中野京子 『もっと知りたい 「怖い絵」 展』 (株式会社KADOKAWA、2019) 読みかけの本が他にあるのだが、先日図書館に行ったついでに借りてきてしま…

Recent reading

最近寝床の中で読んでるのは 佐藤昭子 『決定版 私の田中角栄日記』 (新潮文庫、2016) 石川榮吉 『欧米人の見た開国期日本 異文化としての庶民生活』 (角川文庫、2019) 前者は Boook-Off で入手して (なぜか¥320 もした)、途中まで読んでたもの。 後者…

ワルプルギスの夜

森毅 『魔術から数学へ』 (講談社学術文庫、1998 [12刷]) の第2章 「魔術師たちのルネッサンス」 に次の文がある、 ルネッサンスとか宗教改革とか、プラトン主義とかキリスト教とか、そうしたことばで整理して、この時代にわかったようなイメージを持つの…

最近の未読本

前に 「最近の読書」 として読みかけの本のタイトルを出した。 その時の2冊の通読は終えている。 下記の2冊だった。 諏訪哲史 『偏愛蔵書室』 (国書刊行会、2014) つげ義春 『新版 つげ義春とぼく』 (新潮文庫、1992) 読んでいて、何か書きたいような…